NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  「森の料理人」


                    


土曜あそび塾「めざせ!森の料理人」
今年のカレーは ☆ いくつ?
7月12日,台風が過ぎ去った後の暑くなりそうな晴れの土曜日。
新生昭和の森フォレストビレッジのBBQ場で「めざせ!森の料理人」を行いました。
参加者は子ども14名(3名お休み),家族参加7名,スタッフ3名でした。
子どもたちは2つのグループに分かれ,まき割り・火おこし,お米とぎ,野菜きりなどの仕事を分担しました。
まき割りは3年生以上の子どもが行いました。
はじめての子どもは軍手のはめ方から片膝をつく姿勢、なたの持ち方などの注意点をしっかりときいてから、
大人の監視のもとで上手にできました。



火起こしでは丸めた新聞紙を中心に細く割ったまきを上手に並べて準備しました。
マッチを擦ったことのない子どもが多く、こわごわの火つけでしたが、上手に火がつきました。
お米担当の子どもたちは飯ごうでお米を研いだ後に炊き上げるお米とお水の量について
飯ごうにマークのでっぱりがあることを教えてもらい、お水を入れました。
カレー担当の子どもたちはジャガイモ,ニンジン,タマネギを切り、夏らしくズッキーニを準備しました。
なべに火を入れ、肉をいため始めるところからはかまどの火がとても熱く、
足を火傷しそうなので大人が中心となって行いましたが、具材の投入や火の番は子どもたちに頑張ってもらいました。



ちょっとジャガイモやニンジンの切り方が大きかったけれど、
みんなで協力したおかげでお米が炊きあがり、カレーときゅうりの塩もみが出来上がりました。



「みんな、お昼を食べるよ〜。食器を準備して〜。」あそんでいた子どもたちも食器と飲み物を準備して木のテーブル席に着きました。
みんなで「いただきます」をしてカレーライスをいただきました。
具材は全く同じなのに2つのカレーはなぜか味が違いました。これがかまどの不思議でしょうか。
ごはんもおいしく炊けて、飯ごう特有の「おこげ」もあり,楽しい昼食になりました。
何回もお代わりをする子どももいて、大人が大変な思いをすることもなく、完食しました。
「ごちそうさま」の後は片づけと洗い物です。
自分たちの食器とマキのすすで底が黒くなった飯ごうやおなべをみんなで洗いました。
その他にまきをかたづけたり、かまどを掃除したり、みんなで協力して片づけました。
午後はフォレストフィールド(以前のユース前広場)に移動して「バナナ鬼」や「陣取り」をしました。
子どもたちはとても元気で、暑い午後の日差しの中を走り回りました。途中に休憩を入れて水分補給を行いながら楽しく遊びました。
最後に「人間知恵の輪」をしましたが、残念ながら解けませんでした。



猛暑の一日、子どもたちは怪我などなく楽しい1日を過ごしました。
みんな、りっぱな「森の料理人」になれたと思います。
お手伝いいただきました保護者の方々にお礼を申し上げます。