NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  「子ども企画・逃走中」昭和の森にハンター出現!!


                    


4月13日(日)、やっと待望の晴れ。
3月からの延期で待ちに待った子ども企画「逃走中」が昭和の森で開催されました。
テレビでおなじみ、迫りくるハンターから逃れつつ、指示されたミッションをクリアしながら、
規定された時間を無事に逃げ切れたら任務完了。
そんな壮大なゲームです。
発案から企画まで子どもたちが知恵を出し合い、考えました。
その企画に青年が加わりこの日を迎えました。
参加した子どもたちは中学新1年生から幼稚園児(保護者同伴)までの31人。
あそび塾のメンバーとその兄弟やお友だち、
そしてHPを見て参加した兄弟が昭和の森のユースホステル前広場に集まりました。
ハンター役の青年は、山さん、かっこ、あやか、サマー、がく、たつみち、ふじの7人がかってでてくれました。

1時に集合。
ルールについて説明がありました。
ルールは、その1:午後3時までハンターから逃げ切る、捕まってしまったら牢屋に入る。
その2:クラッカーの音が聞こえた場合、カラーボールが当たった場合にはハンターは2分間動けない。
その3:ミッションが出される前後2分間、ハンターはその場から動けない。
というものでした。
ミッションの発令時刻は1時30分、2時、2時30分の3回で
その他に秘密の特別ミッションがあることと園内に宝箱が隠されていることが発表されました。

さあ、1時20分から開始。
10分後に1つ目のミッションが発令されるとあって子どもたちは
ユースホステル前広場から近くのキャンプ場あたりに隠れていました。
ミッションその1は「カメラマンに2人以上で全員が写真を撮ってもらえ。
できなければハンターが増える」というものでした。
子どもたちは園内にいるカメラマンを探しまわったようですが、
クリアできたのはわずかに12人で、ミッション失敗でハンターが増えてしまいました。

さあ大変です。
湿生植物園に降りていき、ハンターに追いかけられてアスレチック広場に逃げ込む子どもたち、
二人のハンターに挟み撃ちにあって確保されてしまった子どもたちなどさまざまでした。
確保された子どもたちは竹林のあずまやに設置された牢屋に入れられました。
しかしここで救済ミッション。
クリアすれば牢屋から出られるお助けクイズがありました。
2つ目のミッションは 「バケツに水をためろ、水を運ぶペットボトルは
園内に隠したハンターの動きを止めるアイテムの入った宝箱に一緒に入っている」
というもので、宝箱を探し出すことに苦労して、
またもやミッションクリアできず、アスレチック広場は封鎖されてしましました。
そうこうしているうちに3つ目のミッションが発令、
「今日の最後にみんなで歌う予定の12月が消えてしまったので12個のカードを探してくる」というものでした。
ハンターの動きをかいくぐり、ミッションクリアを目指して子どもたちは動き回りました。
ハンターに捕まらないためにクラッカーの音があちこちに響き、カラーボールがたくさん投げられました。
確保された子どもたちには救済ミッションが与えられた。
クリアした子どもたちは笑顔でゲームに戻っていきました。
楽しい時間は早いものであっという間に制限時刻の午後3時となりました。
子どもたちとハンター役の青年はユースホステル前広場に再度集合して12月のカードを確認しました。
集まったカードは5枚で、2月、3月、6月、9月、12月の分だけ歌い、温情はありませんでした。
最後に結果発表です。
1度もつかまらずに逃げ切った子どもたちは8人でした。
その中で3つのミッションに果敢に挑んでクリアした子どもが2人いて、特別賞が贈られました。
次いで逃げ切った子どもたちへの景品、そして残念ながら捕まってしまった子どもたちには参加賞が贈られました。

2時間という中で昭和の森という舞台で子どもたちが企画した壮大なゲーム「逃走中」はいいお天気にも恵まれ、
一般の人々の目にもとまる平成25年度を締めくくる楽しいあそび塾の催しとなりました。
ご協力をいただいた保護者の皆様、ハンターの衣装がばっちりだった青年の皆様、ありがとうございました。
(山倉大紀 記)