NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  春のわくわくデイキャンプ


                     (昭和の森第2キャンプ場にて 2013年3月24日)


H25年3月24日、昭和の森第二キャンプ場にて、「春のわくわくデイキャンプ」が行われました。
参加者は一般大人6名、子ども20名、青年4名、理事6名の36名でした。

この日は11月に行われるはずだった「秋のわくわくデイキャンプ」が雨で中止になってしまったため、
リベンジとして計画されたもので、なんとしてもお天気になって欲しい、という願いのこもったデイキャンプでした。



朝、今にも降りそうな空模様をものともせず、36名の参加者はみんな元気に集まってくれました。
気温も低く、「寒いよう」と言っている子も「大丈夫?」と心配になるほどの軽装の子もいて、
早く火を起こしたい、身体を動かしたい、という熱気を感じました。

10時、開式。子ども4人、大人2人、青年1人という班が5つ出来ました。
それぞれに話し合って班長を決め、班長のジャンケンで今日のメニューを勝ち抜きで取ります。
メニューはなべものでした。(豚汁)(さつま汁)(芋煮汁)(鶏だんご汁)(トマトなべ)の5種類をそれぞれの班に分けて、
いざ調理開始です。



サポセンのルールで薪割りは小学校3年生以上と言いましたが、
今回は若いお父さん方が張り切って薪を割って子どもにかっこいい姿を見せていました。
かまど担当は青年や小学生。どの班も上手に良い火を上げていました。
飯盒でご飯を炊いて、大きなおなべで野菜やお肉を煮て、
かまどの前で薪の火を見つめている子ども達やお父さん、お母さん達はみんな、目をキラキラさせていました。

小学生男子が丁寧に野菜を切っていたり、お父さんがごぼうを根気良くささがきにしていたり、
家族参加のデイキャンプならではの、ほのぼのとした調理風景がなごませてくれます。

今回はおなべ1品のみのメニューにした為か、どの班も一生懸命頑張ったおかげか、
予定の12時よりもだいぶ早くに用意できて、仕事が無くなって手持ち無沙汰な子ども達は、
ボール遊びをしたり、花いちもんめをしたり、初めて会うお友達ともあっという間に仲良くなっていました。



12時ちょっと前には「いただきます」なごやかで静かな昼食時間。
大きなおなべにたっぷりあった汁物もみんなで分け合って完食します。
大根もにんじんも里芋もきのこも、ほかほかになってみんなのお腹にたっぷりと納まり、
「ごちそうさま」お片づけも班のみんなで協力して、さあ、お天気も大丈夫!午後は芝生の広場に移動してミニ運動会です。

運動会のプログラム1番は「横並びでGO!」
班のみんなで肩を組んで横一列になり、離れないように走ります。
どの班も息の合った足運びでとりあえず、身体慣らしです。

2番は「段ボールオセロ」40枚のオセロを半々に裏返してランダムに広くばら撒きます。
1分間で2つの班がそれぞれどちらかの色にひっくり返し続け、最終的にどちらの色が多いか、で勝敗を決めます。
単純な動きですが、腰を落としてオセロを返すため、意外に疲れます。
勝ち抜き戦は子どもだけで勝負してもらいました。

3番は「フープの輪」班のみんなで手をつないで横に並び、端の人から順に手を使わずにフラフープを送ります。
小さい子の方が有利なのか、これも大人は苦戦していました。

4番は「段ボールキャタピラー」キャタピラーをバトン代わりに班の全員で競争です。
まっすぐに走らせたいのに、前が見えないのでついつい曲がってしまいます。
これも決勝戦は班の代表の子どもにまかせました。
抜きんでて早かったのは安田君ですが、やはりコースを曲がって走ってしまい、
残念ながら勝てませんでしたが、全力を出し切って頑張る姿に元気を貰いました。

最後の5番は「お菓子食い競争」パン食い競争のお菓子版です。
勿論、取ったお菓子は食べても良し、そろそろさっきのお昼ご飯も少しこなれてきた頃でおやつは嬉しかったかな。

全ての競技を終えて班ごとの得点発表をして、表彰式です。
頑張った子ども達にお菓子入りのメダルが授与されました。
大人も頑張りましたけど何にも無くてごめんなさいでした。
最後はみんなで輪になって一言づつ感想を言ってから、お待ちかね山さんの「12つき」です。
何故子ども達は輪になってグルグル回るだけで、こんなに楽しんでくれるのでしょう、、、と思うくらい、はっちゃけていました。

今度は夏休みの子どもだけのお泊りキャンプがありますよ、是非きてくださいね、と宣伝をして、
楽しかったデイキャンプはお開きになりました。