NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  房総太巻き寿司作りを体験!


                     (あすみが丘プラザにて 2013年2月2日)


2月2日(土)あすみが丘プラザ調理室にて、房総太巻き寿司を土曜あそび塾の子ども達と作りました。
講師の先生はあすみが丘在住の加藤惠子さんにお願いしました。

当日はお休みの子が多く、12名の子どもで3人づつ4班に分かれて行い、
大塚さんママにもお手伝いに入っていただきました。
房総の太巻き寿司は、お祭りやお祝い事などの晴れの日に、
昔から千葉県の主に上総と言われる<チーバ君のおへその辺り?>で作られてきた食べ物だと先生から教わり、
さあ、調理開始です!

まずは先生の作るところをみんなで観察します。
はじめに、巻きすの裏と表を教わり、次にその上に乗せる海苔の裏と表も教わりました。
なんにでもあるんですね!裏表が!
巻きすに海苔をピカピカしているほうの表を下にして、縦長に置く。
その上に寿司飯をおしゃもじに1杯半くらい乗せて、まんべんなく広げます。
出来るだけ黒い海苔が見えなくなるように指にお酢を付けながらのばします。
その上にツナマヨネーズをこれもまんべんなく広げます。
次に野沢菜を1本、一番手前のはしに置いて、巻きすで小さく、くるくると全体を巻いていきます。
野沢菜の緑が芯になったうずまき状の巻物が1本出来ました。
これでまずは第一段階が完成です。


また先生のところに行って第二段階を見せてもらいます。
巻きすの上に海苔を表を下にして縦長に置くところはさっきと同じです。
今度はすしめしをおしゃもじに2杯くらい乗せてのばしますが、
上と下を5ミリづつくらい空けてご飯を乗せるように、という指示でした。
更にのばしたご飯の手前のはしに、ご飯の丘を作ります。
高さは1,5センチくらいでしょうか。
次にその丘の向こうに山を2本作ります。山は丘よりも高く、薄く作ります。
つまり全体の半分から下に手前から丘、山、山の順で3本作ります。
その3本の上に半分に切った海苔をかぶせて貼り、谷の部分をおはしで押して山と谷をくっきりさせてから、
谷のところにかんぴょうの煮たものをくるくると巻きながら置きます。
ここまで出来たら第一段階で出来たうずまきを上半分に乗せ、
巻きすごと大きく両側を合わせ、小判型に巻いて出来上がりです。


手順は以上の様に2回に分けて教わりましたが、大人スタッフは記憶するのが大変!
班の子ども達に手順を「次は何だっけ?」と教えあいながら、
子どもの力ではちょっと大変なところは大人が手を貸して、と協力しながら作りました。


太巻き寿司は結構な力が要る作業でもあり、低学年の子には一人で全行程をするのは難しかったところもあります。
大きい子の中には、前に加藤先生に教わった子もいて、作業も手早く、ぱっぱと出来ていました。
海苔の裏表を間違えてしまったり、勢い余ってご飯を落としてしまったり、と小さなことはいくつかありましたが、
最終的に包丁で切ってみると、まあ、可愛らしい<かたつむり>が現れました。
おやつのフルーツポンチもよそって、自分の作ったお寿司をみんなで「いただきます!」もぐもぐ。。。静かでした(笑)

使った食器などのあと片付けもみんなで協力して行いました。
約1名、あまり働かずに女子に文句を言われながら、の子もいましたが。
巻きすは記念にお持ち帰りです。
お家に帰ってお母さんに作り方を教えてあげてね、とのことでしたが、みんなどうだったかな?

調理台の上も全部きれいにして、先生にお礼を言って別れてから、
次回3月のあそび塾の内容をみんなで話し合いました。佐藤ほのかちゃんはこの3月であそび塾を卒業です。
いつもみんなを盛り上げて引っ張ってくれましたね。次に最高学年になるのはだれかな?

話し合いの結果、3月30日(土)午後にプラザの隣の公園に集合して、
買い物に行ってから調理室でカップケーキを作ることになりました。
今期最後なのでお休みをせずに、みんなが参加してくれると嬉しいですね。
どの子もみんな、春には一つ学年が上がります。
来年度も是非、土曜あそび塾で楽しい仲間作りをしていきましょう!!