NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  南京玉すだれで遊ぼう!

9月14日、土曜あそび塾「南京玉すだれで遊ぼう!」をあすみが丘プラザで行いました。
参加者は子どもが7名、家族参加2名、スタッフ3名と少し少なめでした。
南京玉すだれとは…?今はあまり街中では目にすることがなくなりましたが、
観光地などでは見ることが出来る、日本の大道芸の一つ。
歌に合わせて竹製のすだれを様々な形に変化させてゆく芸です。その南京玉すだれにあそび塾の子ども達が挑みました。
講師は地元のガールスカウトで指導者をしている、川井さん、佐藤さんにお願いしました。
まず、「さて!さて!」という掛け声で始まる歌を教わりました。
これが5番まであるのですが、「阿弥陀如来」とか「釈迦無二」とか、
やたら難しい漢字や馴染みのない言葉がたくさん出てきます。
でも調子の良い歌に合わせて佐藤さん(まだお姉さんです)の実演を見ると、何だか楽しそう?!
何の変哲もないすだれが「石の鳥居」や「お釈迦様の後光」や「富士山」に変身します。
子ども達は技を一つずつ丁寧に教わり、練習しました。



 でも時々、すだれの綴じてある紐が切れてしまうのです。
その度に川井さんが結び直してくださり練習…また切れる…という繰り返し。
正直、大人の理事はいらいらして練習に身が入らないのですが、
子ども達は根気よくチャレンジして、一つ一つ出来るようになりました。
中でも「富士山」は難所で、シュッとカッコいい山を簡単には作れませんが、みんな諦めずによく頑張っていました。
 全ての技を教わった後、みんなで歌に合わせて通して演じてみました。
本物の芸人さんの様には行きませんが、ほんの2時間ほどの練習で全ての技をやってみるなんて、
それだけでも本当に大きなチャレンジでした。



これを極めてみたい!とまではなかなか思わないかもしれませんが、
いつかどこかで本物の玉すだれを見る機会があった時には、親近感が違うことでしょう。
その時は是非、力いっぱいの声援と拍手を送ってあげて欲しいと思います。