NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  今年も行ってきました! 子どもキャンプ


  2011年8月11日〜15日

2011年の子どもキャンプは、お隣、市原市の市民の森キャンプ場に行って来ました。
出発は8月11日、実行委員長はわたちゃん、指導員は山さん、たま、サマーの3人です。

今回のキャンプ場は小湊鉄道「月崎」の駅から徒歩15分の所にありますので、
行きはバスを使わず電車の旅をすることにしました。

 一日目、出発式はいつもの虹の広場、朝6時半に子ども達が集合して来ます。
今回初参加の4年生が多く少し心配もしていましたが、
ほとんどの子がピカピカの笑顔で忘れ物も無く集合出来ました。
テマソンを歌って、実長わたちゃんコール!をして、お母さんに行ってきます、の挨拶をしてから
みんなで土気駅まで歩き電車に乗り込みました。

 五井駅からの小湊鉄道は初めて乗るという子がほとんど。
幸いお客さんも少なくて全員が座ることが出来、のんびり電車の旅を楽しみました。

お昼前、無事にキャンプ場到着、開村式。
今回は「アラジン」をベースに3つのアイテムを探し出そう、というストーリー。
わたちゃんは全身水色の「ジーニー様」に変身していました。
さあ、子ども達はこの4日間で無事アイテムを探せるでしょうか?

その後、グループ活動開始、4日間のお城=テント建てに奮闘した後は、
いざ夕飯作りに取り掛かります。キャンプの間は、
自分達のご飯は薪を割るところから自分達の力でしなければなりません。
でも初参加の子も弱音を吐かず、良く頑張っていました。

各班、それぞれの夕飯を終えると一日目の夜はまったりと天体観測でした。
残念ながら、あまり星は見えなかったようですが、
シートに寝転がって夜空を見上げながらお喋りする時間は何物にも代えがたい時間のように感じられました。

二日目、起床時間は6時のはずが、興奮していた為かずいぶん早くに目が覚めた子が多かったらしく、
テントの中でお喋りする声が早くから聞こえていました。でもみんな元気にキャンプ場の一晩を過ごし、
朝ごはんの後二日目企画が始まります。

キャンプ場を広く使ってのウォークラリーは「アリス・イン・ワンダーランド」
わたちゃんのジーニー、サマーのジャスミンに加えて、すあまのアリス、
川本理事のハートの女王様も出てきます。ゲームをしてウォークラリーを進みながら
二日目のアイテムを無事にゲットしましたよ。午後は中学生企画の「段ボールオーブンのクッキー作り」
段ボールオーブンを作る班、炭を作る班、クッキー生地を作る班に分かれて、
中学生の指導とスタッフの協力のもと、美味しいおやつのクッキーが焼きあがりましたね。
また、クッキーを焼く間に遊んだ「だるまさんが転んだ」も面白かったですね。



三日目、朝から芝生の広場で水遊び、バケツや水鉄砲、ペットボトルで水の掛け合いっこです。
はじめは逃げまくっていた子も最後にはみんなびしょびしょになって楽しんでいるのはキャンプ恒例のことですが、いつものような川遊びが出来なくて、年長の子には、ちょっと物足りなかったかも知れません。

午後は恒例スタッフ企画。今年の企画長はかっこ!の力作です。
ストーリーは、食にしか興味のない王様の国の100年祭、王様をもてなすための料理の食材をゲットする、
という設定です。今回の食材は、納豆、モロヘイヤ、ネルネルネルネ(お菓子です)というネバネバ系の食材、
夏にぴったりですね。ゲームでその他の食材もゲットした後、各班、
工夫を凝らして調理にかかります。結局、納豆はブルーベリーと合わせてパンにトッピング、
モロヘイヤは牛肉とナタデココと合わせた炒め物に、ネルネルネールネは一口スイカにトッピングされていました。家庭では滅多にお目にかかれない料理ですが、近年指導員の腕が上がったのか、
どれも美味しくあっという間に完食されていました。



 四日目最後の日、テントを片付けて資材を返却します。疲れが出ている子もいる中、
班のみんなで協力してサイトを片付け、「来たときよりも美しく」します。

その後、お弁当を食べ閉村式。ジーニー様は無事子ども達にアイテムを探し出してもらい、
魔法の力も戻って、めでたしめでたし。
「人間はぎ」など疲れも吹っ飛ぶハードなゲームも全力で頑張っていました。

 その後、まったりと「はっぴータイム」はハッピに相手への思いを書いての思い出作り。
そんな大事なアイテムを持って楽しかったキャンプ場を後に、今度はバスで帰途に着きました。

 今回スタッフとして、すあま、かっこ、ともや、ハリー、まんな、クロちゃんが全日程参加して、
ゆい、こぶ、ぴかも1〜2日間参加してくれました。子ども達はたくさんの青年スタッフに見守られ、
暑さの中でもめげることなく頑張って、一回りも二回りも成長してそれぞれのお家に帰って行きました。