NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  鳥の巣をつくろう!


                      昭和の森 (2012年5月13日)


5月13日(日)
「土曜あそび塾」21名の子ども達は、環境アドバイザーの鈴木優子先生と一緒に昭和の森で鳥の巣を作って来ました。
いつもはおしゃべりしながら通る道も鳥の声に耳をかたむけ、
うぐいすのさえずりを聞きながら通る道は心地よく、
子ども達のいろいろな発見にも驚かされました。

散策の途中に2箇所ほど子ども達がとても喜んだ場所がありました。
1箇所目は池!
昭和の森には大きなこいがたくさんいます。
ここのこいは10年位の大きさで、大人も聞いて驚いたのですが、
環境が良ければこいは100年生きるそうです。
こいを見ていると、遊びに来ていた子どもから思いがけないパンの耳のプレゼントがあり、
それから子どもたち達のテンションはMAX!
こいはバシャバシャ餌の取り合いで、そのダイナミックな光景に大興奮でした。

 
 
オオタカの目は10倍いいお話やうぐいすが鳴くのはそこの繩張りを教えているなど。
他にもホタル・石巻貝・からすのえんどう・ザリガニやあひるのお話までたくさんしていただきました。
 
次に子ども達を喜ばせたのは竹林です!
今はタケノコが旬の季節です。
さまざまな大きさのタケノコがニョキニョキと生えていて、
お店で売られているタケノコではなく自然のタケノコは子ども達にとってとても興味深かったようです。

落ちているタケノコの皮をむいて鳥の巣の材料に持ち帰る子どもや、食べられる大きさまで皮をむく子もいました。
タケノコは1日に1メートル以上伸びるそうです!
節目節目にそれぞれ成長線があり、
普通の木は上だけが伸びるのに対しタケノコは節目が全部伸びる為他より成長が早いようです。
(タケノコの季節は子供の背も伸びませんか?我が家だけでしょうか?)

最後に散策の途中で持ち寄った材料と、
草刈後のからすのえんどうのつるなどを使い、各自思い思いに巣を作りました。
小さいめじろやすずめが住みそうな巣を作る子どももいれば、
カラスの巣?とも思えるほど大きな巣を作る子もいました。
 
 
作った巣は昭和の森の木にそっと乗せ、鳥がそこで卵を産んでくれることを願いながら、
最後に仲良くみんなでおやつを食べました。
あっという間の3時間!
お天気も手伝って、大人も楽しめるあそび塾となりました。