NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  自分で作ったエコハウス  


                            (2011年7月2日)


エコハウスって?

あそび塾で木工をするのは3回目です。
講師は「アトリエ そーわーくす」の奥津さん夫妻。
てるさん、ともさんとお呼びしています。
今回は「エコハウス」を作りました。
ハウスと言うのですから家の形をしています。
なぜエコなのでしょう。
ともさん「中にトイレットペーパーを入れて、煙突から端っこを出します。
使うときはここをひっぱるの。どうしてエコなんでしょうか?」と質問。
みんなう〜んわからない。「はなくそを紙で丸める時、このくらいの紙があれば足りるよね」
その時子どもから「紙を無駄にしない」との声があがりました。
そうです。使う分だけ取り出せるのがこのエコハウスなのです。

じっくり待てない        


材料の木をボンドでつけるのはコツがいります。
ボンドを塗って30秒待ってからつけるのです。
そしてくっつくまでじっと待つことが大事です。
乾かないうちに動かすと取れてしまいます。
この2点を気をつければ木と木はくっつきますが、
この簡単なことが簡単ではありません。
待つことができないのです。
「また壊れた」との声があちらこちらからあがりやり直しの子がたくさん。
しかしあきらめずにまたチャレンジ!

金づちで釘を打つ


屋根の釘打は傾斜のため難しい。
初めての子には特に難しい。
しかし出来ないという子はいませんでした。
手伝ってと言う子はスタッフが手を貸しました。
釘が途中で曲がって斜めに出てきたり失敗もたくさんありました。
だんだんうまくなっていくのです。
親の世代も釘を打ったりのこぎりで板を切ったりする機会はほとんどないと思います。
親子の技術の伝承は意識しないとなくなります。

そして完成!

2時間真剣にがんばりました。
そしてついにエコハウスはできあがりました。
てるさん、ともさんありがとうございました。