NPO法人 緑区子どもサポートセンター
  「村田川の源流探検」

  アカハライモリを見つけたよ!


            −自然環境度は5段階の一番上だった− (2011年5月7日)


5月7日越智小学校から出発して自然観察をしながら村田川源流まで歩きました。
先生は自然観察員の鈴木優子さんとプロジェクト・とけの高山斎一郎さんです。
時々ザザーッと雨に降られましたが、子どもたちは元気に歩きました。
2007年11月にも来ましたが、今回は5月、新緑があふれ花々が咲いて春を満喫しました。
しらかし、つり花、やまぶき、藤の花など名前を聞くと先生がすぐに教えてくれます。
すかんぽという草はかじるとすっぱい味がして昔の子はよくかじっていました。
私も(川本)そのひとりです。
正式名はぎしぎし。
ガマの穂も哀れな格好で立っていました。
ガマは茶色ですが春には白い綿に変化していました。
この綿のなかに種が入っておりふわふわ飛ぶことでまた発芽するのだそうです。
つくしも見つけました。
歩いている途中村田川は見えたり見えなくなったり。
そして、源流近くの田んぼまでくると、畔にはカエルの声が聞こえています。
アマガエルだ!子どもたちは持ってきた網で捕まえては飼育ケースに入れました。
穂香ちゃんは妹と14匹も捕まえました。
そして珍しいシュレーゲルアオガエルの卵が見つかりました。
どろっとしていて教えてもらわないと絶対わからなかったと思います。
そして見つけましたアカハライモリ。
お腹が赤いので見るとすぐわかります。
2007年にもいたのですが、今回もまだ生息していたことはなんとも嬉しいです。
3匹見つかりました。
アメリカザリガニもたくさんいましたがまだ子どもです。
めだかのオス、どじょう、あおすじハシリ蜘蛛、カワニナなども発見できました。
子どもも大人も網ですくっては見つけたものを先生に見せて
「おおすごい」「またまた発見です」など声をかけてもらって大満足でした。
先生はゴム手袋をして触りましたが、
人間の体温は水生動物には熱く、直接触ると苦しいことを教えてもらいました。
帰りには捕まえたものを元の場所に放しました。

気温19度 水温18度 川の幅20センチ 川の色は少し茶色
川の様子ゆったり曲がった川 自然環境度 5段階の1

 
    シュレーゲルアオガエルの卵               みんなで川の生物を探す