NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  飯ごうでパンを焼こう!!


                               IN 昭和の森キャンプ場 (2010年7月)


7月の梅雨のさなか、お天気に恵まれ、昭和の森でパンを焼きました。
いつもご飯を炊くのに使っている飯ごうで、パンを焼こうという企画・・。
上手に焼けるかな??

小学3年生以上から薪わり体験をしようと声をかけると、2年生から「やりたい!」の声が・・。
挑戦したい!!という意欲がみなぎっていました。
大人がついて、薪わりに取り組みました。

飯ごうにパン生地をつめる準備も始まりました。
飯ごうにしっかりバターをぬって、パン生地を丸〜くまとめたものを二つずつ詰めます。

かまどでは火おこしが始まりました。
細い薪をピラミッド状に組み立てたところに、新聞紙を丸めた物を一緒に置き、慎重にマッチをすり点火。
マッチをするのも恐々の子どもも。
かまどに火が入るといよいよ飯ごうでパンを焼きます!
火加減に気をつけて。
同じ箇所ばかりに火を当てていると、そこだけ真っ黒!
ということになってしまいます。

それから、かまどで火の番をする子と、広場で遊ぶ子と、それぞれで楽しみました。

火の番にすっかりはまって、火のそばを離れない子もいます。
煙に巻かれながらもうちわで風を送り、時々飯ごうの中をのぞき焼き具合をチェック。
「もう少し火を強くしよう。」、「この薪をこっちにもってきてみよう。」と、
頭と手を使って焼き上げてくれました。流れる汗もなんのその!!

広場では「増え鬼」が始まりました。
鬼にタッチされた人も鬼になり、どんどん鬼が増えていくゲーム・・。
追い詰められていく様はなんだか迫力があります。
最後に残った山さんとほのかちゃんのパパにみんなが群がって追いかけて、最後はタッチされてしまいました。
逃げる方は息も絶え絶え・・。

「だるまさんの一日」という新しい(?)ゲームもしました。
「だるまさんが転んだ」という代わりに
「だるまさんが起きた」、
「だるまさんがご飯を食べた」とか、
だるまさんの一日の様子を言います。
何度も何度も繰り返し、楽しそうな子どもたち。

最後は「色鬼」。
「いろいろ何色 どんな色」とみんなで唱えて始まります。
「ちょっと触らせて〜!」と、一人の子の洋服の色にみんなが群がっていました。
「金色!」とか「銀色!」とかここにはなさそうな色を言われると、みんな鬼から逃げて走りっぱなし・・。

さあ、パンが焼けました!!
焼きたてのパンの匂いが漂ってきます。
焼き色も抜群!!
熱々を手でちぎってもらってみんなで食べました。
と〜っても美味しかった!!
外はパリッと中はふわふわ。大成功でした。
火の番のみんな、ありがとう〜!!
 
その後、8月の「おばけやしき」の話し合いです。
どんなオバケになろうかな?楽しみですね。

片付けも終わり、最後に「貨物列車ゲーム」をしました。
が、最後の最後で、じゃんけんに負けたグループが散り散りになって逃げていってしまいました。

暑い中でも子どもは元気、元気。
あちこちですぐに遊びの輪が広がります。
火の番を思う存分楽み、ゲームでみんなで遊び、おいしい焼き立てパンも食べました。
森の中でゆっくり過ごせ、本当に楽しかったね。

(参加:子ども 17名、家族参加 10名、スタッフ 4名、青年 1名)