NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  めざせ!料理の鉄人!


                             (2009年7月4日)


7月4日のあそび塾は、うどんをうってお昼ご飯をみんなで一緒に食べよう!という企画でした。
11時に集合し、4つのグループにに分かれて粉からうどんをうちました。

粉のさらさらした感触を楽しんだ後、塩・水を加えてこねていきます。
ボソボソになり、ちっともまとまらない様子に、子ども達はじれったさそう・・。
立ち上がって全体重をかけてこねる子、
「本当にまとまるの・・。」と不安そうな子、
グループで「あーだ、こーだ」と言いながら、みんなでボソボソの粉と格闘しました。
サラサラであんなに気持ちよかった粉は、今ではボソボソ・・。
水を少〜しずつ加えながらもまとまる気配は一向になし。

30分ちかくボソボソに取り組んだ後、大人の出番!
大人も大汗をかきかき力いっぱいこねました。

ようやく、なんとかひとまとまりになった生地をビニール袋に入れました。
「足でしっかりふんでください。」というと、途端に元気な子ども達!
「ふみたい、ふみたい!!」、
「かかとでふむと力が入るよ。」、
「かけ足したらいいんじゃない?」、
とグループの仲間であれこれ言い合いふみました。

数分ふんだ後、うどんの生地を触ってみました。
ガサガサしていたひとまとまりのうどんは、なんとスベスベのツルツルになっていました。
「気持ちいいね〜。」、
「端の方にひびがはいっているから、少し折りたたんでまたふもうよ。」、
と子ども達はうどんの様子をじっくりみていました。

「うどんをしばらく寝かせます。」
とテーブルに各グループの生地を、ビニール袋に入れたまま並べておきました。
ビニール袋には、グループのみんなの名前が書き込まれていました。
なんだか仲間同士もまとまってきた!?

うどんが眠っている間に、8月の「おばけやしき」の話し合いをしました。
うどん作りより、この話し合いを楽しみにしていた子もいました。
どんなオバケが誕生するか、とっても楽しみですね!

40分くらいして、寝かせていたうどんを起こしました。
ビニールから机の上に取り出して、のし棒でうすくのばします。
すぐにみんな気が付きました・・・。
力いっぱいでないと、うどんの生地はそう簡単にはのびない・・。
二人がかりでのばしたり、立ち上がって全身の力をこめてのばしたり、
「もっと力いっぱい!」、「立ってやったら!」。
すごいやる気に大人の出番はありません。

うすくのしたうどんを包丁で、食べたいな〜と思う太さに切りました。
いろんな太さのうどんが出来上がりました。

ゆで時間は15分くらい。
待ちどおしい・・。
なんどもなんどものぞきに来る子、つゆの味見をさせて〜とせがむ子、もう時間は1時20分。
お腹はペコペコ。

きゅうり、トマト、ねぎ、のりを薬味に、手作りのつゆで、みんなそろっていただきま〜す!
太めで、とってもコシのあるおいしいうどんでした。
「おいしいね〜!」みんなの顔もほころびます。
あっという間に売り切れ、子ども達は満腹に、大人たちは腹五分目になったころ、2時になりました。

外遊びの時間がとれず、残念そうな顔もみられましたが、
グループみんなの力を合わせて、力いっぱいのうどん作り、
本当においしいお昼ご飯が食べられた時、
みんなのいい笑顔がみられてよかったなと思いました。

お土産に持ち帰った片手いっぱい分のうどん、
今日のがんばりの報告とともに、味わっていただけたでしょうか?

(子ども13名、家族参加1名、スタッフ4名)