NPO法人 緑区子どもサポートセンター
  

  探検!発見!ウォークラリー


                                    (2009年3月7日)


うららかな春日和。
雨降りの日がず〜っと続く中、あそび塾の日はポカポカ暖かい青空に恵まれました。

越智公民館に集合して、講師の高山さんを先頭にいよいよ越智の里山クイズラリーに出発!
グリーンベルトを下り越智小正門前へ。
花で飾られた鳥のオブジェがあるぞ?!
何の鳥かな?よ〜く覚えておいてね。
田畑、林に囲まれた道をうねうね進んでいくと、どこからともなくなつかしい香りが。
牛舎です!
越智公民館から10分も歩かない所に牛が・・。
「ここには何頭の牛さんがいるのでしょうか?

さらに林の奥へと細くなる道を分け入ると、八幡神社の石段に到着。
いや〜な予感は的中で、
「この石段は何段あるでしょう!」。
ブツブツ数える子ども。
「こういうのは頭の中で数えるのがいいのよ・・、ハアハア・・。」
息も切れ切れの大人。
「神社でおまいりしていこう。」と言うと、すかさずそうた君「お賽銭が無い!」

石段を降り、細い坂道を登っていくと、小高い丘の上に到着しました。
太い二股の木の下で小休憩。
ふえふきラムネを一年生から順々にいただきました。
「ピ〜、ピ〜、ヒュ〜」楽しい音があちこちから・・。
もえちゃんのお母さんが葉っぱの下を探っていると、頭だけのくわがたを発見!
「なんだ、なんだ?」
「あっ、触覚が今動いた!」
「・・・。」

暖かい日差しの中でおしゃべりの輪が広がります。
花粉症の皆さんも大きなマスク(大多和さんのマスクが一番大きかった!)で
鼻をぐずぐずさせながら、おしゃべりを弾ませました。
小高い丘からの眺めを楽しみながら、豊かな自然と真っ盛りの杉の花を堪能しました。

ここでクイズタ〜イム。
「梅と桜はどちらが先に咲くでしょう?」、
「大根が甘くて美味しいのは、夏?冬?」
「山さんは越智小に通っていた?」などなど。

さあ、再出発!
坂を下って、ほのかに香る枝垂れ梅を通り過ぎ、小さな橋を渡って、長〜い行列になって歩きました。
汗ばむほどの気候に上着を脱いで腰に巻いたり、リュックにしまったり。
 
いろいろなものを発見しました。
青と赤の屋根のかわいいおうち。
木と木の間にあるなぞの球。
スズメバチの巣らしい大きなものが軒下にある家。
花笛になる小さな野の花。ロボットの看板。
犬の散歩にも何度も出くわしました。
のどかな里山の風景を楽しみながら、たくさんの発見があり、
住宅地に隣接する越智の里山の豊かさをたっぷり味わえました。
  
住宅地を抜けて公園に到着。
予定より早くゴール出きたので公園で遊ぶことになりました。
「遊具でも遊びたい。」と言って子ども達はぱっと散っていきました。
砂場には大きな深そうな水溜り。
昨日までの雨の激しさが伺えます。

「集合。」
山さんの号令でグラウンドにみんな集まりました。
わたちゃんも加わってゲームの開始です。
雨上がりの芝生はとっても滑りやすい!
山さんもわたちゃんも滑ってひざが真っ黒・・。
走りっぱなしの過酷なゲームにばてた頃、越智公民館に戻りました。
クイズの答案用紙とおやつを受け取とって、楽しかったウォークラリーもおしまいです。

今期のあそび塾も今日で終了。
早春の里山での〜んびり、なごやかに過ごせて楽しかった!!
クイズの答えを探しに、皆さんもご家族や友達同士で、越智の里山をぜひ歩いてみませんか。
楽しい発見がいっぱいありますよ!

(子ども10名、大人3名、スタッフ3名、青年2名、高校生1名 参加)