NPO法人 緑区子どもサポートセンター

  自然満喫塾 in 昭和の森


                                 (2009年11月23日)


今年も恒例の、中学生企画による自然満喫塾が11月23日(祝)昭和の森で開催されました。
前日からの雨でお天気が心配でしたが、とても暖かな過ごしやすい1日となり、
みんなで賑やかに、子ども達はいつもより大きな声で笑ったり、
大人は久しぶりにおもいっきり走ったり出来たのではないでしょうか?
インフルエンザの流行が心配されましたが、総勢47名の参加者が元気に参加してくれた事がとても嬉しく思いました。
大人から子どもまでがみんなで楽しめる1日にする為に、中学生達は何度も話し合いを重ねて当日に備えました。
中学生のがんばりのお陰もあって、遊びを通して自然の中で、おもいっきり遊ぶ楽しさを教えてもらった気がします。

さて、午前中は炊飯です。
限られた時間の中で、みんなで簡単に作れる豚汁を作る事にしました。
プラス(飯ごうでご飯を炊き、やきいもです)
最初に、ちびっ子達に、やきいもの準備をお願いしました。
お父さんやお母さんにお手伝いをお願いし、おいも洗いをしてから新聞紙を濡らし、アルミホイルで巻く作業です・・
私達の方で予定していた時間よりはるかに早い時間で作業を終え、「おわりました〜」の声に目を丸くしました。
きっと家でのお手伝いもお母さんと一緒に、毎日楽しんでやっているのですね。
また、落ち葉も小さな手と足を使って、夢中になって集めてくれました。
前日の雨の為落ち葉が濡れていて、落ち葉だけでやきいもが作れなかったのは、とても残念でした。

さて、次にみんなで薪を割ったりお米を洗ったり、野菜を切ったりと6班に分かれ、協力しながらご飯作りです。
飯ごうでご飯を炊く時に、
「あれ?中ブタってするんだっけ?」
「炊けたかどうかはどうしたらわかるの?」
「炊けたらどうするんだったかしら?」など・・・
みんなでいろいろ相談しながら楽しそうに作っている姿は、野外ならでは経験なのではないでしょうか?
きっと次にご飯を炊く時には、「こうするのよ」とみんなに教えてくれると思います。

中学生企画

中学1年生6名で当日は進行になりましたが、今年は新型インフルエンザに悩まされ、
なかなか話し合いに全員集まる事が出来ない年でした。
また、テスト前であったり、中には次週にあすみが丘プラザで部活の発表が控えている中学生もいるなか、
少ない時間でしたが小さい子どもから大人までが楽しめて、寒い時期なので暖かくなるゲームを考えました。


関所

中学生がゲームの見本を見せて始まり,じゃんけんの強い中学生もいたので、
何度もやり直しをするたびにみんなで笑い合いながら1番を取る為にがんばりました。
体が温まるにはとても良かったと思います。

人間狩り

ロープが思ったより短かかったので、急遽遊び方をかえたのですが、楽しかった様で男の子からはアンコールの声が・・・

だるまさんがころんだ

みんなのよく知っている遊びですが、大人ははたして楽しめる???と心配でしたが、
大人は慎重に少しずつ鬼に近づき攻めて行き、小さい子もとても上手にゲームに参加してくれ、
泣いて悔しがる子も・・・(そこまで真剣なんですね)
「僕は鬼がやりたいんだ〜」とわざと捕まる子や、鬼でもないのに鬼の様に真剣に鬼に協力する子、
無理をぜったいせずに少しずつ確実に鬼に近づく子もいました。
その子の性格がよくわかるゲームだった様に思います。

最後のゲームは、恒例の12月を山さんのギターで盛り上がりました。
おもいっきり遊んだ後には、みんなでやきいもを食べ、体もお腹も大満足の1日になった事と思います。