NPO法人 緑区子どもサポートセンター
  

  正月あそびをきわめよう・コマ回し


                                          (2009年1月)


2009年幕開けの土曜あそび塾は、「正月あそびをきわめよう」という事で、昨年に引き続き「コマ回し」を楽しみました。
今年はコマを回せるようになることはもちろん、コマ回しの簡単な技にも挑戦して、
「てのひらの上でコマを回そう」という目標を立てました。
コマが配られ、ひもの準備をして駐車場に出ました。
風が強く、少し寒かったですが、元気にコマを回し始めました。

初めての子どもはひもの巻き方と投げ方を教えてもらいました。
でもひもをしっかりとまくことはむずかしく、なかなかまわす段階にいきませんでしたが、
失敗を繰り返しながらも根気よく挑戦しました。

コマ回しをした事のある子どもは回し方のコツをつかむと、
「ひもとり」という床で回っているコマをひもでジャンプさせて手のひらに乗せる技に挑戦し始めました。
初めての子どもたちはさらに投げ方のコツをつかむまで何十回も挑戦して、
初めてコマが回った時には大きな声で「回った!回ったよ!」と最高の笑顔を見せてくれました。
どうしてもひもをうまく巻けない子どもには大人が手伝ってあげて、子どもたち全員がコマをまわす楽しさを味わいました。

たっぷり遊んだ後はオレンジゼリーと白玉ぜんざいのおやつをいただきました。
まずみんなで白玉だんごを作りました。
女の子は上手に作りましたが、男の子は四角くしたり、雪だるまみたいにしたりと遊びながら作っていました。
オレンジゼリーは当然、ぜんざいも全員いただきました。
寒さの中で遊んだ後の甘みと暖かさは格別でした。

ごちそうさまの後は、外が寒くなってきたので室内でカルタの組とコマ回しの組に分かれて楽しみました。
兄弟であるいは親子でもくもくと挑戦して初めてコマをまわせた子、
「ちりとり」に挑戦した子、「ひもとり」、「かつおの1本釣り」や「ツバメ返し」に挑戦した子など様々で、
てのひらの上でコマをまわせた子は数人でしたが、みんなが根気よく、集中して遊んだ楽しいコマ回しのひと時でした。
(1月10日・参加10名スタッフ7名・事務所にて)