NPO法人 緑区子どもサポートセンター
  

   わくわくデイキャンプ in 昭和の森


                                       (2008年7月27日)


7月27日、日曜日。
お天気はとっても微妙な曇り空・・。
蒸し暑い中、今年もデイキャンプは始まりました。
9組の家族と3名の青年が集まり、まずは簡単に自己紹介。
今日の予定も盛りだくさんです。

昼食のメニューは、「燻製・おにぎり・トン汁・そーめん」。
燻製つくりは市川さんに教えていただきます。
ダンボールの上のほうに2つ穴を開け、木の棒を2本通します。
その上に金網を置いて、ゆで卵・チーズ・ナッツ・さつま揚げを乗せます。
金網の下に燻製材を仕掛けてふたをして出来上がりを待ちます・・。
塩鮭は市川さんにお任せしました。
みんな出来上がりがとっても楽しみな様子。

次にトン汁を作ります。
包丁を上手に使える子が多くて、あっという間に材料の準備は完了。
火の番をしてくださったお父さんは大忙しでした。

シートに座っておにぎり作りが始まりました。
大小いろいろなおにぎりが出来上がり・・ですが、
手についたご飯を一生懸命食べる子、ラップがべたべたで握りづらそうな子、
「具をとり過ぎだよ〜!」と他の子の様子が気になる子など、おにぎり作りは少し難航・・。

みんなおなかがぺこぺこです。
燻製もいい色に出来上がりました。
トン汁も器によそって「いただきま〜す!!」
子どもたちはまずはおにぎり。
大人は燻製が気になるところ。
塩鮭の燻製がおいしかったこと!!
焼き鮭ともよく食べるスモークサーモンとも違った、なんともいえないおいしい鮭の燻製でした。
そーめんは竹に盛り付けました。
ゼリーやミニトマトも彩りに。
おなかいっぱい食べたけど、沢山余ってしまいました。
それは事務所に集まっている子どもキャンプの指導員へのお土産になりました。

まちがい探し?ネイチャーゲーム!!
しもんた池への下りの階段に、26個も「そこにあるはずのない物」を置きました。
見つけた物を紙に書き出しながら階段を下っていきます。
さあ、何個見つけられるでしょう?
家族に分かれて順番にスタートです。
「おもちゃのカエルだ。」、「あれっ?シメジだよね・・。」
ひそひそと家族で話し合いながら進んでいき、しばらく歩くと山さんがいました。
「これと同じ葉っぱを見つけて。」などお題が出されます。
お題に合格しないと通してもらえません。
判定はKENがします。
無事に進んでいくと池のほとりにかっこがいました。
いよいよまちがい探しの答えあわせです。
「え〜!!26個もまちがいあったの〜。」、
「うちの家族、18個しか見つかんなかった・・。」
パーフェクトはでませんでしたが、とても楽しいまちがい探しゲームでした。
かっこにもらった飴をなめながら、池の周りでしばしの休憩。

菖蒲園の方をグルッとまわってユースホステルの前広場を目指します。
暑かった!!
水路にザリガニを見つけて子どもたちは大はしゃぎ。
大きなはさみを持った立派なザリガニに思わずしり込みする子ども達。
急な階段をやっとこ上って広場に到着しました。

さあ、ゲームだ!!
みんなで貨物列車ゲームをしました。
出会った人とジャンケンをして負けた人が勝った人の後ろに次々につながっていくゲームです。
「貨物列車シュッ、シュッ、シュー、急げ、急げ、シュッ、シュッ、シュー・・。」
と歌に合わせてスタート。最後は一本の長い貨物列車になりました。

それから「だるまさんが転んだ」をやりました。
あれっ、ルールがよくわからないぞ?!
みんなのよ〜く知ってるはずの遊びなんだけどなあ・・。
鬼の振りかえっている時間があまりに長く、ほとんど全員捕まってしまったり、
はじめの一歩の後、みんながそのまま後ろに向かって進んでいったり、
変な「だるまさんが転んだ」でした。

おやつ作りだよ!
昨年も好評だった、巻きまきパン作りをしました。
適当な棒を選んでパン生地をまきつけて火にかざして焼き上げます。
こんがりおいしそうに焼きあがった人もいれば、上の方は焦げこげで、下のほうは生焼けの人も。
だけどみんなおいしそうに食べてしまいました。

「ゴロゴロ、ゴロゴロ」いよいよお天気が怪しくなってきました。
後は「スイカ割り」を残すのみでしたが、大事をとってスイカ割りは中止にしました。
子ども達に竹の棒でスイカをたたかせた後、包丁で切っていただきました。
暑くてのどもからからだったので、スイカのおいしかったこと!!

終わりの会
青年のギターに合わせて「スイカの名産地」を手振りをつけて歌いました。
「もっと遊びたかったなあ。」と名残を惜しみながら解散です。
朝早くから沢山の道具を持ち込んで、おいしい燻製作りを教えてくださった市川さん、
子ども達といっぱい遊んでくれた青年の皆さん、
火の番やお料理のお手伝い、片付けなどご協力してくださった参加者の皆さん、
本当にありがとうございました。