NPO法人 緑区子どもサポートセンター
  

    春合宿


             たくさんのゲームで遊びました!! (2008年3月8日・9日)


平成20年3月8、9日の2日間にわたり、千葉県立東金青年の家において恒例の春合宿が開催されました。
今回は春休みの中で開催できないことから参加者の出足が鈍く心配されましたが、子ども28名と大人7名の参加となりました。

1日目:東金青年の家に到着後、恒例の施設利用に関するオリエンテーションを静かに聴きました。
その後1度部屋に荷物を置き、グランドに集合。
いよいよ始まりです。
高校生たちが工夫を凝らした「東金ットあやみのゲームショッピング」から紹介されたまず最初のゲームは「郵便屋さん」。
参加した子どもたちの名前の書かれたカードを拾い、その人に届けることで紹介と名前を覚えることを狙った新しい試みでした。

次に「王様になりたい」を楽しみました。
お互い同じもの同志でジャンケンをして勝った者が進化、負けた者は退化するというルールで
最高位に進化することを目指すゲームでみんなかなり打ち解けて楽しんでいました。

さて次に5つのグループに分かれて、グループ対抗のゲームへと進みました。
「レッツゴー!二人三脚」「ハンデを打ち壊せ」と通販番組のようなゲームの紹介を楽しみ、
そしてゲームを楽しみグループの勝敗を競いました。
今度は2つに分かれて「陣取り」、そしてみんなの好きな(?)「ドッジボール」で遊びました。
たくさん遊んだのでおなかもすいてきました。

さあ夕食です。
みんなおなかがペコペコだったようで残さずにしっかりと食べました。
少し賑やか過ぎる子どもたちがいましたが、高校生がそこに加わりきちんと食事を完食しました。

さて夕食後はお楽しみの夜プログラムです。
まずは近くの神社までのナイトハイクをしました。
肝試しと違っておどかす用意は無かったのですが、道が暗いために結構怖かったようです。
青年の家に戻ってからは講堂で「人間知恵の輪」と「何でもバスケット」をして楽しみました。
特に人間知恵の輪では30秒以内に解けてしまったグループあり、ギブアップのグループありで一喜一憂していました。
これで1日目のプログラムはすべて終了、夜食をいただき就寝しました。
みんなは果たしてぐっすり寝たのかどうか???
 
2日目:6:50起床のあとは荷物を移動して、部屋と館内分担場所の掃除をした後に朝食をいただきました。
そしていよいよ野外炊飯で昼食作りの始まりです。
メニューは「鳥雑炊」と「餃子」です。高校生の指示に従って、食材の準備とかまどの準備に別れて取り掛かりました。
貸し出しのなたが1丁しかなくて困りましたが、みんなで仲良く融通し合って薪割りを何とか乗り切りました。
 
調理でも小学生のめんどうを中学生がしっかりと見て、野菜を刻んで具をこねて、美味しそうな餃子がたくさんできました。
ちょっとした計算違いから餃子の具がたくさん余りましたがこれもご愛嬌で、
ほぼ予定通りに出来上がり、グループごとに食べました。
鳥雑炊も餃子も美味しくできたようでどのグループも完食、
キャンプの精神の一つの「できた料理は残さず食べる」が実践できました。
 
後片付けを済ませた後はみんなで歌を歌いました。
「ぼくのひこうき」で振りをつけながら大きな声で歌いました。
つづいて好評の「ドッジボール」でもう一度遊びました。
そして最後に「12月」を踊りながら歌いました。
初めての子どもたちも誰も中の輪で楽しそうに回っているのが印象的でした。
 
これで今年の春合宿はおしまいで、みんなバスに乗って東金青年の家を後にしました。
今年は企画のそこここに一工夫があり、高校生の成長がうかがえました。
もっと多くの青年が居たならばもう少し子どもたちに気配りが出来たかなと云う反省点もありましたが、
初参加の子どもたちも楽しんでいる姿の見られた春合宿でした。