NPO法人 緑区子どもサポートセンター
 

   自然満喫塾 
    いろいろなシチューができました!


             ”やっぱりシチューはおいしいね” (2008年11月24日)


11月24日(月・振り替え休日)、曇り。
予報では午後から雨。

千葉市緑区の昭和の森にて恒例の自然満喫塾が開催されました。
今年は中学生5人が企画の中心となり、44回の打ち合わせ会を持ち、話し合い、今日を迎えました。
今回は約60名と多くの参加者となりました。
10時の受付にはほとんどの参加者が集まる状況で、参加する皆さんの期待と勢いが感じられました。
6グループに別れ、それぞれの色の名札をつけて集合しました。

さあ始まりです。
まず主催者の挨拶と今日1日のスケジュール(午前の野外炊飯と午後のゲーム)が紹介されました。
次いでコック長より野外炊飯で作る昼食のメニューが発表され、合わせて諸注意、約束事がありました。

そして今日の食材の調達ゲームに突入しました。
メインディッシュであるシチューの食材を決めるゲームは『シチュー・ジャンケン』。
シチューの具材であるジャガイモとタマネギとニンジンを体で表現して山さんと勝負。
負けたらアウトで残った人が多いグループの勝ちでシチューの種類と具材を選ぶゲームの始まりです。
「シチュー・ジャンケン、ジャンケンポン」の掛け声で60人がそれぞれのポーズ。
子どもも大人も楽しめるゲームでした。
さて、それぞれのグループが獲得したシチューは
ビーフシチュー、
クリームシチュー、
コーンクリームシチュー、
カボチャクリームシチュー、
白菜クリームシチューと
クラムチャウダーの6種類です。

さあ、野外炊飯の始まりです。
野菜を切る人、米を研ぐ人、まきを割る人、火を起こす人などそれぞれの役割を決めて準備にあたりました。
食材の準備には主に女の子たちがあたり、火起こしにはお父さんたちと男の子たちが担当していました。
 
まき割りをしたい子どもたちには青年と中3男子が指導にあたり、
初めての子どもも真剣なまなざしでなたをにぎっていました。

小さい子どもたちは焼きイモを作るために濡れ新聞紙とアルミホイルでおイモを包みました。
続けてイモをくべる火をつくるために落ち葉集めをしました。
 
焼きイモのかまどに火が入ると子どもたちは入れ代り立ち代り、様子を伺いに来ていました。

シチューが出来上がるまで落ち葉のかけあいをしてあそぶ子どももいました。


各グループともに順調に調理が進み、ご飯とシチューが出来上がり、グループごとにいただきました。
戸外で食べるシチューの味は暖かくて、とてもおいしかったようで、どこのグループも完食でした。
食事をはじめる頃より空の様子を心配していましたが、食事の終わる頃から雨が降り始めてしまいました。
これから中学生の企画によるゲームを楽しもうというところでしたが、
雨も強くなり、気温も下がってきたので残念ながらここで終了。
おやつに食べる予定の焼きイモをお土産に解散となりました。
ゲームを楽しみにしていた子どもたちや準備と企画を担ってきた中学生にはほんとうに残念でしたが、
この企画を春合宿に生かしていただきたいと思います。