NPO法人 緑区子どもサポートセンター
  

    お餅つき


          プロジェクトとけの皆さんと一緒に! (2007年12月1日)



2007年最後の土曜あそび塾は年末恒例の「お餅つき」でした。
当日はポカポカ陽気のいい天気(^∀^)/
集まってきた子どもたちも、お餅が楽しみでみんなニコニコ顔でした。
はじめにプロジェクトとけの方が作成した《お米が出来るまで》のスライドを見せていただきました。
田植えや稲刈りってとても大変な作業なんですね!
プロとけの方々の丹精こめたお米を、これからみんなでついてお餅にするんだね!
みんな真剣な表情で見ていました。

次はいよいよお餅つきかな?
いえその前に、みんなが安全に今日の作業を体験できるように《注意事項》を聞いてからね!
おっとっと、手も洗わなくては!

今年の参加は、土曜あそび塾の子どもが10人、その家族の方9人、一般の子どもや大人が16人参加と、
大変にぎやかなお餅つきとなりました。
あそび塾と一般の子どもで既に何回か経験している子もいましたが、初体験の子もたくさんいて、
実際に杵を持つまではみんなハラハラどきどき、どのくらい重いんだろうね?
さあ、いよいよ学年ごとに分かれてお餅をつくよ!
最初は4、5年生中心の中学年チームです。
女の子が圧倒的に多いけど男の子も負けないで!
実はふかしたお米をつき始める前に大事な工程がありました。
杵でグリグリとお米をこねてつぶす作業です。
これは主にプロとけの方がやって下さいましたが、ここでうまくお米をつぶしておかないとその後、
いくら頑張っても上手にはつき上がらないそうです。
へえ〜。中学年チームは「一人10回だよ」の声に「もっとやりた〜い!」とちょっと物足りなそうです。
ごめんね、今回は人数が多いものでこの位で我慢してください!
次は3年生以下の低学年チームです。
身体の小さい子どもは大人に介添えしてもらってつきました。
う〜ん、もうちょっと小さい杵があると良かった?
でも、ふざけて遊び半分の子は誰もいなくてみんな真剣にお餅をにらんでついていました。

最後は6年生以上の高学年チーム。
サポセンの高校生や青年も出番ですよ!
さすがにここはさまになっている子も多く、お餅もあっという間につきあがりました。
でも杵をつく時よりも、お餅から杵を離して持ち上げる時に意外に力が要るんです。
お餅を反す人との呼吸も難しかったね。
どの回も最後の仕上げはお父さん登場!
ハイ、みんな離れて離れて!さすがはお父さん、迫力がありました。
どうか来年はもっと大勢のお父さんの参加をお待ちしております。
片やお母さんチームの腕の見せ所は、
つきあがったお餅を手の空いている子どもたちと丸める作業です。
お餅が温かいうちに手のひらで上手にのばして中にあんこをつめて包みます。
いろんな形、大きさがあるけれど、どれもおいしそうだね!
小さい子も粉まみれになって一生懸命に作ってくれました。

待ちに待った「いただきます」
みんなで作ったあんころ餅、プロとけの方々のきな粉餅、大根おろしのからみ餅、
それから荘司さん、碓井さんが朝早くから作ってくださったお雑煮もあり、
どれから食べようかしら?
自分たちでついたお餅は最高の味でしたね!

「ごちそう様」の後には外遊びが待っています。
第3公園に移動して高校生や青年の企画で「関所破り」じゃんけんで遊ぶので
幼稚園生から大人まで盛り上がって遊び、あっという間に終わりの時間が来てしまいました。

プロジェクトとけの方々には毎年、お餅つきの準備、片付けも含めて本当にお世話になっています。
大藪池の田んぼで作ったお米、
早苗の時から収穫まで除草剤など農薬を使わずに作った元気印のお米でつくお餅つきは貴重な体験です。
家庭ではなかなか体験できない伝統行事を、
大人から子どもまでみんなで楽しく一緒に作業することに大きな意義を感じた一日でした。