NPO法人 緑区子どもサポートセンター
 

   カリンバの音色は星のまばたき
       〜音楽ワークショップ〜

 
                      サルデクラにて 参加者14人 (2007年10月20日)


2007年後期の土曜あそび塾が始まりました。
10月は東京で音楽ユニット「EBISU」を組んでいる
入江規夫君、川本真理さん2人によるワークショップです。
「楽器をさわって、音を出して、感じて、生きた音楽を楽しもう」というコンセプトのもと
色々な民族楽器が紹介されました。

「ジャンベ」は手でたたくアフリカのたいこで、ヤギの皮が使われています。
「チベタンベル」はチベットのお坊さんがお祈りで使うベル。澄んだ音がしました。
「カリンバ」は別名親指ピアノと呼ばれているようにポロンと良い音がします。
「レインスティック」はサボテンのとげを抜いて小石を詰めて作っています。
ザーッと雨が降っているような音がします。
「パチカ」は木の実をくりぬいて中に植物の種を詰めている楽器。
鳴らすのは難しいのですが子どもは間もなくマスターしました。

他にもギロや口琴(こうきん)、ピアニカなど色々さわって音を出してから、皆で合わせました。
楽譜もなく決まりもなく、2人の出した音に子どもの音が加わり、感じたままに演奏していきました。
それは不思議な時間。
皆の音を聴く心地よさと、自分の出した音が加わる楽しさ。
音は子ども達の気持ちを表したような穏やかな音色でした。
入江さんの沖縄民謡の歌もしみじみ心に染み渡ります。
「EBISU」オリジナル曲の演奏も聴いて、二人の人柄に触れて、たくさんの音に出会えたあそび塾でした。