NPO法人 緑区子どもサポートセンター

 お口の健康は大丈夫ですか?


     2012年10月18日(木)     @おゆみ野中央子育てリラックス館


10月18日(木)おゆみ野中央子育てリラックス館にて、小児歯科講演会と歯みがき指導を行ないました。
講師の鏡宣昭先生と初めてお会いしたのは、9年前、
おゆみ野駅前にぷらっとおゆみ野子育てリラックス館を開設した年でした。
当時は千葉県小児歯科学会の会長でもありとてもお忙しいにもかかわらず、
気さくで大らかなご性格でお母さん方にも丁寧な対応をしていただき、それ以来ご指導していただいています。

お母さん方にもファンが多く、今回3回目の参加という方もいました。
緑区は小児専門の歯科がないので、鏡先生の稲毛の病院の場所を聞くお母さんもいました。
千葉県には60名しか小児の歯を診ることのできる医師がいないそうです。
お母さんの悩みで一番多いのが、歯みがきをとても嫌がり磨けないということです。
鏡先生がお口のチェックと相談を受け、歯科衛生士の渡辺葉子さんが歯みがき指導を個別にしてくれました。
大泣きする子もいますが、足でしっかり子どもの手を押さえ短時間でさっと終らせた方が子どももだんだん慣れてくるようです。


お母さんから多かった質問を少しご紹介します。
◎フッ素を塗るのはいつ頃がよいですか?
  16本ぐらい歯が生えたらというのが目安です。
  2歳から2歳半ぐらいですね。フッ素を塗った後3〜4分程じっと我慢できるようになってからです。
  フッ素を塗ったからといって虫歯にならないということではないので、歯みがきがおろそかになるようだったら逆効果です。

◎歯が生えてきましたが、母乳を続けて大丈夫ですか?
  母乳だけが虫歯の原因になることはあまりないようです。
  母乳と糖分が合わさることで虫歯になると言われています。
  たまごボーロなどの甘いお菓子より、軽いおせんべいのようなものをおすすめします。

◎歯みがきができない頃はガーゼやシリコン製の歯ブラシでいいですか?
  ガーゼででふいたりシリコン製の歯ブラシを使っても、歯の汚れはおちません。
  口の周りを触られることに慣れるということでは、効果はあるかもしれません。