NPO法人 緑区子どもサポートセンター
あしたば文庫inおゆみ野
おゆみ野ふれあい館の2階で行なっているあしたば文庫。
週1回木曜日だけの開催ですが、毎回25人余の利用があります。
たいていは1年以上利用しているおなじみさん。
「わんぱくだんの新しい本が入ったよ」と声をかけると「そんなのもう買って読んだよ」との答えが。
「おもしろかった?」「うんまあまあ」など会話をします。
時には「1人連れてきたよ」とクラスの友達を紹介してくれたりします。
登録の仕方などスタッフに代わって説明してくれます。
またスタンプ5個たまるともらえる素敵な?
品物は、スタッフが知恵を絞って考えた物もあります。
男の子の人気はポケモンの人形。スタッフの子どものおもちゃが再利用されます。
女の子が選ぶのはシールやアクセサリー、けしごむなど。再利用という訳にはいかず買ってきます。
子どもは5個集まる前でも箱の中をチェックしてから帰って行きます。
文庫の本は衣装ケース10箱分と中央図書館団体貸し出し200冊の計1000冊。
机の上に並べるだけでも結構時間がかかります。
でも毎週来ている子にとっては「大体読みたい本は読んだし」ということになります。
この子たちは文庫だけでなく学校図書館から借りた本も読んでいるので読書数は多いのですが、
簡単に読める本を読む傾向があり、字の多い本、かわいらしいイラストのない本は手に取られません。
それでもスタッフはいろいろな本を紹介していきたいと考えています。冬休みは長編の本も読んでみよう!
■スタッフお勧め本
・かぎばあさんへのひみつの手紙 手島悠介作
・獣の奏者 上橋菜穂子作
・十代のための新名作きみがみつける物語 角川文庫編集部
・つるばら村のパン屋さん 茂市久美子作
・バムとケロシリーズ 島田ゆか作
・あのときすきになったよ 薫くみこ作
・3びきのかわいいオオカミ ユージーン・トリピザス作
・ルリュールおじさん いせひでこ作
・やまんばあさんのむかしむかし 富安陽子作